『満室賃貸中』の落とし穴
カテゴリ: 不動産投資
不動産投資の指標を覚えておきましょう。
不動産投資において安定収入を得るためには、
安定稼動をさせる必要があります。
よく物件の状況を表す際に指標として
『空室率』や『入居率』が使われます。
空室率や入居率とはどのように計算するのでしょうか?
例えば貴方が6戸のアパートの購入を検討していたとします。
3ヶ月前にこのアパートは1戸が空室だったとします。
3ヶ月前の空室率は17%でした。
そして、現在は退去者が出て2戸が空室になったとします。
現在の空室率は33%です。
要するにその時点での指標でしかないのです。
今は空室2戸でも、来月は3戸になるかも知れません。
この指標は安定収入を得るための指標として考えてはいけないのです。
安定収入を得るための指標として見なければいけないのは、
『稼働率』です。
稼働率は1部屋1部屋が365日稼動していれば100%になります。
要するに部屋毎に1年間の稼働率を出すのです。
収益物件は稼動してこそ、収益を生み出します。
安定収入を得るためには、この稼働率を分析して限りなく100%に近づけるのが近道です。
他の部屋と比較して、稼働率の低い部屋には何か問題があると考えるのが自然でしょう。
その部屋の問題点を考え、改善すれば必然的に空室が減ることになり、
全体の稼働率も上げられるのです。
稼働率を見るのは基本中の基本ですが、
多くの不動産会社は現状満室だと空室率をPRポイントに出してきます。
これは上辺の数値で、実際にはその先の状況まで、
しっかりと把握する必要があるんです。
満室賃貸中に騙されてはいけません。
